記録室の防備録 65回成田大会


- - - まずは3日間の日報と、マシン構成図 - - -
リース用のマシンの構成図。
実際には各プリンタにプリントサーバーが付いたのだが、必要ないと思う
各ゴルフ場の平面レイアウト図。
結構作業効率に関係して来る。 いずれの会場でも作業効率を良くする為に変更した。
監督会議日の日報
各ゴルフ場にマシンがはいるのは午後になる。その前に色々と確認しておく必要がある。
公式練習日の日報
公式練習日の午前は各ゴルフ場を回りプリンタとスタッフの関係を見る。午後は10件位入力するがその時は彼らだけで入れてもらう。非常に大きな問題が今回は起こった。真っ青であった。
何とか原因が分かった(入力のフィールドを飛ぶのにエンターを使っていた為に短時間に大量の更新データが飛んだ様だ)様なので少し安心。抜本的な対策は来年に送る事にする。
なんだかんだ言っても、このシステムは3日目なのである。通常のシステム導入では色々なクセのある入力者がいて、バラエティに富んだ実地のテストに成る。こういう場合は時間がかる上に待った無しである。
1日目の日報
一日目は「途中棄権の選手」が出た。スコアの集計は問題なかったのだが、一日目に棄権した場合トータルにおかしな数字が出る事が分った。夜プログラムを修正した。
全体の数字は間違えていなかった点、トータルの数字は共同通信様向けのCSVデータには関係していなかったのでホワイトで消して運用した。
事無きを得たが、恥ずかしい限りである。

仮眠して2時間プログラムを追って3行追加して直った。
2日目の日報
ほとんど寝れない状態で2日目に入る。プログラムの修正を終り、朝からジリジリする。
雨が強くなって11時くらいに中止決定。1時までに賞状を出す事になる。賞状の印刷までは無事終了。

この後で共同通信さんの確認作業が続く。サインをもらった書類は皆共同通信さんへ速やかに渡す事で結果がスムーズに公開される。
外字は事前に伝えてあるのでここで名前の上にシールを作って貼る必要はない。

今回のもう一つの問題点が有るのだが、長くなるのでまた今度。
- - - 次に気がついた事を書いてみる - - -
時間が余りにないので手短に書いてみる。
2回目の大会だったのだけど、いろいろなことがよく分った。 特に共同通信さんの役割である。印刷された紙にばかり注目されるが、実際に大事なのはCSVのデータである。 外字は別なルートで伝えられているのでサインを入れる書類には特に必要ではない。 今後の問題としては「包摂」されている漢字の方が問題になる。
1)抽選会の結果のFAX送信
抽選会の組み合わせを全県にファックスするのだが、インターネットの時代なのだから県のページにpdfなりをアップしてそれで良いのではないのだろうか?

その時に外字の選手はそのままで(ひらがなの分かち書き)良いと思う。
賞状と公式のプログラムではこの様な書類に関してはあらかじめ伝えておけば良いかと思う。

手順的には、システムに抽選番号を入力したらpdfに書き出してメールで開催県に送信して県のページで公開と言う形で良いと思う。


2)練習日の組み合わせ表の件
監督会議開始まで選手変更は可能な為に公式練習日の朝に間に合わせる為に大変な手間がかかる。 今回も、公式練習日の朝4時半にゴルフ場へいってデータを直して、よみがな入りのスタート表を各ゴルフ場に持って行った。

これは各ゴルフ場で出して貰えば良いと思った。



3)競技1日目の問題点
一番困った事が、『記録室』という名前の為に外部からの問い合わせがたくさん来たのである。
ゴルフ場に電話が来て、そこから記録室の番号が漏れて、電話が成りっぱなしになったのである。

来年度はきちんとマニュアル化しなければならないと思うが、記録室からは問い合わせについての返事は出来ないと言わなければ成らない。
選手のスコアのコピーをよこせと言って来たりもする。
こう言う申し入れには駄目だときちんと言う事である。

配信が終れば1〜2時間で県のホームページから確認出来る。
直接の問い合わせは、遅らせるばかりなのだ。

A)一日目が終わった時点で、選手に対して、スコアを配る。
この配布は正式の物ではない事を明記した方が良い。
下記の流れの1が終わった時点の物をコピーして選手に配布するのだ。
この配布物では外字情報は入る必要はない。(大変な手間をかけて貼ったり貼り直したりしたのだが、余り意味は無いと思う)

成績情報は以下の流れで動く
赤字が僕の考える改善点?である。
1)各ゴルフ場の記録室で入力、別系統の入力とのチェック、手計算とのチェック->本部会場に連絡
すぐに各ゴルフ場の別な部署で選手配布用のコピーを始める(記録室はテンヤワンヤになっているから)

2)本部会場で印刷、確認の上公式記録として承認(大会の責任者がサイン)

3)本部会場に常駐する通信社に承認された物を手渡す->本社にファックス

4)別途システムより通信社(東京本社)ではCSVデータをダウンロード(システムに取り込む)
CSVデータでは外字情報は入っていないから、事前に知らせておく

5)通信社では本社と本部会場で2重に3と4をチェックする
何か問題があったらすぐに聞かれるからJGAの責任者がそこにいる必要がある。

6)外字情報などを合わせて配信する

7)県のホームページで公開される

今回選手に対しての配布があたかも正式の物であるかのように外字の選手の字を作って貼ってから配布していた。
その為にコピー+ホチキスの作業が終わったのは23時を過ぎていた。

この配布物に外字を貼るのは必要ないと思うのだ。大事な事は外字の出場選手のいる県に「賞状と公式プログラムは大丈夫だから組み合わせ表は分かち書きにさせて下さい」と伝える事であろう。
今回も素晴らしいスタッフの人達に助けられた
きっと、もう会う事はないのだろうなと思うとしみじみしてしまう。
まだゴルフ始めていません。